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子供の予防接種の重要性 -母子手帳で管理しましょう-

2018.08.16

生まれたばかりのお子さんの予防接種には、市町村が主体となって費用を負担してくれる定期接種と、自己負担の任意接種があります。

定期と任意に分かれてはいますが、どちらも病気の感染を予防するためにとても重要なものです。

いくつかの例を紹介してみます。

 

 

●定期接種で受けることができる代表的な病気

○水ぼうそう


水ぼうそうは体のあちこちに発疹ができる病気で、春から初夏、秋に流行していきます。


空気感染もするため、集団生活で流行が始まるととても移りやすい病気です。


予防接種を2回受けている方はかかるリスクがだいぶ下がり、仮にかかっても軽い症状ですみます。


免疫を長く維持するためには2回の接種が必要です。


これまで1度しか予防接種を受けていない方は、何歳でももう1度接種するようにしましょう。


 


○日本脳炎


日本脳炎は日本脳炎ウイルスを持っている蚊にさされると感染します。


感染してもほとんどの場合は問題になりませんが、まれに脳炎を発症して命の危険にさらされることもある病気です。


最近は環境が改善してかなり発症例が少なくなってきましたが、それでも全国のブタを検査すると日本脳炎抗体を持っているので人に移るリスクがなくなったわけではありません。


栃木県はブタの飼育数が多い地域ですから、定期接種が順調に進んでいる方は日本脳炎についても早めに接種することをおすすめします。


 


○B型肝炎ワクチン


B型肝炎はB型肝炎ウイルスに感染することで起きる肝炎で、まれに急性肝炎を発症して命の危険にさらされることがある上、持続感染した方の10~20%くらいの方が成人するころに慢性肝炎を発症してしまいます。


3歳未満の方が感染すると、持続感染になりやすい傾向があります。


B型肝炎ワクチンの接種は3回。


1ヶ月あけて2回接種した後、4~5ヶ月開けてから3回目を接種します。


生後2ヶ月になったら受けることをおすすめします。


●予防接種の管理は母子手帳で行います

水ぼうそうやB型肝炎のワクチンは最近まで定期接種に含まれていませんでしたが、日本小児科学会が毎年厚生労働省にお願いして、任意から定期になったものです。


その他、おたふくかぜやロタウイルスについてもお願いを続けていますが、まだ実現していません。


 


定期接種だから受ける、任意だから受けなくてもいいというものではなく、任意接種のワクチンは本当なら受けたほうがいいけれど、公費負担してもらえないというものです。


個人の予防、集団感染の予防のために受けることをおすすめします。


 


これまでどんな予防接種を受けてきたかは母子手帳で管理されています。


受け漏れを防ぐために、なくさないように大切に保管して、病院にかかるときには必ず持参するようにしてください。


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